睡眠ノウハウ

マットレスの寿命は5年?買い替えのタイミングや選び方のポイントを紹介

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「マットレスはどのくらい使えるの?」
「マットレスの寿命は5年?」
「マットレスの買い替えのタイミングはいつ?」

マットレスを何年も使っていると、買い替えのタイミングがいつなのか迷いますね。
マットレスの寿命は一体どのくらいなのでしょうか。

買い替えの時期を過ぎてしまうと、体や寝心地に影響を及ぼしているかもしれません。

マットレスは高価なものも多く、睡眠の時間を長くともにするものです。
新しく買い替えるのであれば、自分に合ったマットレスを選びたいですね。

このあと、マットレスを買い替えるタイミング、マットレスの選び方のポイントについて紹介します。

1.マットレスの寿命はいつ?

マットレスは種類も多く、さまざまなメーカがあるため、寿命もそれぞれです。
マットレスの寿命は、品質が良くなく安いものですと、短いもので2~3年でへたりがでます。

素材や品質、買った後のお手入れ方法にもよりますが、一般的に6~10年程度がマットレスの寿命でしょう。

マットレスの寿命の目安を種類ごとにみてみましょう。

コイルマットレス
◯ボンネルコイル   5~8年
◯ポケットコイル   8~10年

ウレタンマットレス
◯低反発ウレタン   3~6年
◯高反発ウレタン   6~10年

ファイバー      6~8年

ラテックス      6~10年

◉コイルマットレス
コイルマットレスのコイルの種類には、大きく分けて「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の二つがあります。

ボンネルコイルとは、コイルをワイヤーでつなげ一体化したもので、通気性に優れています。
ポケットコイルは、コイルをスプリング層に敷き詰めたもので、体圧分散が高いものです。

コイルを使ったマットレスは、バネが独立したポケットコイルの方が寿命が長いでしょう。

◉ウレタンマットレス
ウレタンマットレスには、低反発ウレタンと、高反発ウレタンがあります。

低反発マットレスと高反発マットレスでは、反発の強い高反発の方が、へたりにくいため、長期間使えます。

高反発マットレスは反発力が高く、沈まず跳ね返す力が強いので、寝返りが打ちやすい特徴があります。
低反発のマットレスは、柔らかく、体を包み込み体にフィットするのが特徴ですが、高反発のマットレスなど他のものに比べ寿命は短いでしょう。

◉ファイバー
ファイバーは、マットレスのクッション部分に樹脂からできている素材を使い、通気性が良いのが特徴ですが、熱に弱いため、長く使う際には注意しましょう。

◉ラテックス
ラテックスは、クッションなどにも使われている、ゴムの木からとれた天然素材のもので、耐久性に優れており長く使うことができます。

では、次に、買い替えのタイミングについてみていきましょう。

2.買い替えのタイミングは?

マットレスの素材によって、寿命の目安があることがわかりました。

では、実際に買い替えのタイミングはいつなのでしょうか。

毎日使っていると、なかなか買い替え時期を逃しているのかもしれません。

どんなサインが出たら買い替え時なのかみていきましょう。

気をつけるべきサインを5つ紹介します。
どれか該当するようでしたら、買い替えの検討時期かもしれません。

①マットレスに反発力がなくなりへたりを感じる
②マットレスにきしみを感じる
③マットレスに凹みがある
④寝起きに体に痛みなどの違和感がある
⑤マットレスに破損やカビができた

ひとつひとつ、みていきましょう。

①マットレスに反発力がなくなりへたりを感じる

私たちがマットレスを購入する際に、マットレスに求めるものの一つとして「体圧分散」が挙げられます。

人間はマットレスに寝た時に、局部である頭や腰などに対して圧力がかかりますが、負担がかかりすぎると、質の良い睡眠が取れず、血流も悪くなってしまいます。

身体にかかる圧力を分散して、局部にかかる負担を少なくすることを「体圧分散」といい、圧力がマットレス全体に対し均等にかかる状態が、体にも寝心地にとってもいいとされています。

体圧分散ができていないと、体に負担がかかり肩こりや腰痛の原因となるでしょう。

購入時に比べ、マットレスの反発力がなくなりへたってきたり、弾力がなくなり柔らかくなってしまった時は買い替え時かもしれません。

へたりは、低反発のマットレスの方が、高反発のマットレスよりも反発力が低いため、感じやすい傾向にあります。

人間の全体重を受け止めるため、薄く低密度であればへたりも早くなってしまいます。

②マットレスにきしみを感じる

ボンネルコイルやポケットコイルなどの、スプリングの入ったマットレスの劣化として起こる現象が、マットレスにきしみを感じるものです。

ギシギシといったきしみ音がしたり、マットレスの中のコイルを背中に感じるようになった時は注意しましょう。

スプリングが体を支えられなくなっており、スプリングの寿命が近い証拠です。

また、スプリングが中の詰め物を破っていることもあります。固いものが体に当たって痛みを感じることもあるので買い替えが必要です。

マットレスからギシギシと音がしたり、体が痛いなどの違和感があれば買い替えを検討してみましょう。

③マットレスに凹みがある

マットレスの一部が元に戻らず、凹んでいる場合は、他の部分よりもそこに負担がかかっている状態です。

体圧分散ができておらず、体の局部に圧力がかかっている状態でしょう。

また、その場合体が不自然な形で寝ているため、血流が悪くなってしまいます。

腰や肩に負担がかかり、それが腰痛や肩こりの原因となることもあるので要注意です。

マットレスのウレタンやスプリングが劣化している可能性が高いので、マットレスが凹んだままの形になっている場合は、買い替えの検討をしてみましょう。

④寝起きに体に痛みなどの違和感がある

朝起きた時に、体が痛い、違和感があるのなら、マットレスが体に合っていない場合があります。

購入した際に寝心地が良くても、マットレスの劣化により徐々に体に合わなくなってきます。

寝起きに肩こりや腰痛を感じる場合は、体圧分散や寝返りがよくうてておらず、マットレスの状態が良くないのかもしれません。

夜中よく眠れない、眠っても疲れが取れない、起きると体が痛いなどの症状がある時は、マットレスの買い替えが必要な可能性があります。

体が痛いなど違和感がある時にはマットレスの劣化やへたりなどを確認してみましょう。

⑤マットレスに破損やカビができた

マットレスに湿気がたまり、カビが生えてしまうことがあります。

洗って取り除くことができる場合もありますが、マットレスの奥まで取り除くことはできません。

マットレスにカビが生えた状態で寝ることは、大変体に危険です。

寝ている間にカビを吸ってしまい、ぜんそく肺炎、鼻炎やアレルギーを起こす可能性があります。

また、ベッドフレームにもカビが生える恐れがあるのを知っていますか。

マットレスにカビが生えた場合には、マットレスを交換しましょう。

3.マットレスを長持ちさせるコツ

せっかく買ったマットレス、大切に長く使いたいですよね。

ここでは、マットレスを長持ちさせるコツをいくつかご紹介します。

いろいろ工夫することで、マットレスの寿命も伸び、快適に使うことができますよ。

①マットレスの向きを変えて使用する

マットレスの裏表を使ったり、上下を変えるなど上手にローテーションして使いましょう。

いつも同じ場所ばかりに体重がかかるのを防ぎ、マットレスが長く使えます。

マットレスの寝る場所を変えたり、上下や裏表を変えるなどして使ってみましょう。

変えることで、マットレスのへたりを防ぎ、湿気が集中する予防にもなります。

②マットレスをこまめに干す

人間は寝ている間にコップ1~2杯の汗をかくと言われ、その汗が寝ている間にマットレスに吸収されます。

湿気がマットレスにたまることで、マットレスにカビが生えてしまったり、中の詰め物や生地の劣化の原因となります。

日陰干や、かげ干を定期的にして、湿気がたまらないようし、干すのが難しい場合には、壁に立てかけるなどしましょう。

また、部屋の換気をこまめにすることも大切です。

③シーツや敷きパッドなどを使用する

マットレスをそのまま使用していると、皮脂や汗などが付着し、それが劣化の原因となります。

マットレスの生地も、シーツを使わないと痛んでしまうでしょう。

マットレスの上に、敷きパッドやシーツを使用することをおすすめします。

シーツはこまめに洗濯をしてダニやカビ、雑菌が繁殖しないよう奇麗にしておくことが大切です。

1週間に1回が選択する目安ですので、清潔にマットレスを使いましょう。

4.マットレス選びのキーワード

 

マットレスを買い替える際には、自分の体に合ったマットレスを選びたいですね。

ここでは、実際にマットレスを買い替える時に重要なキーワードをお伝えします。

マットレスを選ぶ際のポイントとなるキーワードは

「体圧分散」と「寝返り」です。

自分の体にマットレスが合っているかどうかが重要なポイントです。

人間は立っている時、姿勢は背骨がS字状にカーブしています。

寝ている時の姿勢では立っている時と同じ姿勢でいることが理想でしょう。

背骨がS字で寝ると、「体圧分散」され、血液循環がよくなりますが、体圧分散がきちんとされていないと、それが肩こりや腰痛の原因となってしまいます。

寝姿勢を正しくするには、体に合ったマットレスを選ぶことに重点をおきましょう。

もう一つのキーワードは「寝返り」です。

寝返りをうたないと、神経や血管が圧迫され、体重が同じ場所にかかることで体への負荷が大きくなります。

また、同じ姿勢を続けることで筋肉が硬くなり体の痛みの原因にもなるでしょう。

寝返りを打つことが、体圧分散にも関係し、血流や体への負担が軽くなることにつながります。

この「体圧分散」と「寝返り」に重点を置いて体に合ったマットレスを選んでみましょう。

5.マットレスの選び方のポイント

硬そうなベッド

マットレスを選ぶ際に重要なキーワードは、「体圧分散」と「寝返り」でした。

では、このキーワードを念頭に置いて、自分に合うマットレスはどんなものか、選び方のポイントを見ていきましょう。

この記事の監修者
睡眠健康指導士、建築物環境衛生管理技術者
佐々木崇志
東北大学大学院薬学研究科修了。修士(薬科学)、建築物環境衛生管理技術者。 修了後は臨床研修指定病院で医局秘書や学生担当として全国の医療を志す学生や医療従事者と携る。勤務していく中で睡眠に関する訴えが医療従事者にも多い事に気づき、自身も医療従事者や患者の助けにならないかと考えるようになり個人で活動を始める。現在は東北を活動の拠点として睡眠(体内時計・時計遺伝子)の研究の経験、資格の知識を生かしながら睡眠啓蒙活動を行なっている。

①反発力

マットレスには低反発なものと、高反発なものがありましたね。

低反発なマットレスは、手でマットレスを押すと、深く沈み、衝撃の吸収をしてくれます。

体の全体をやさしく包み、柔らかく、寝たときに体にフィットするでしょう。

高反発なマットレスは、衝撃に対しても反発させる力があり、手で押しても深く沈みません。

マットレスが柔らかいと、寝た時に体が沈みやすく、硬く高反発だと寝返りがうちづらいことから、固さが適度マットレスを選ぶことが大切です。

硬さが適度であると、寝返りがうちやすく、「体圧分散」ができます。

実際に実物を試して、自分に合う硬さを見つけましょう。

②素材の密度

マットレスの素材の密度も重要です。

マットレスの密度が低いと、へたりやすい傾向があり、高いものは、へたりにくく耐久性に優れているのが特徴です。

低反発と高反発のマットレスでは、高反発のマットレスの方が復元力が素材にあり、へたりにくいでしょう。

同じ高反発のマットレスであっても密度が低い、へたりやすくなります。

「体圧分散」や「寝返り」の角度から見ても、マットレスがへたると分散や寝返りがうまくいかなくなります。

へたることで、肩こりや腰痛の原因となる場合があり、体に余計な負荷がかかる可能性がありますのでマットレスを選ぶ際には、素材の密度にも注目してみてください。

③マットレスの厚さ

マットレスは厚みもさまざまです。

薄いものでは、3cmくらいからあり、トッパーに使われることもあります。
厚いものでは、30cmくらいの厚さのものもあります。厚いマットレスはコイルやスプリング製が多いでしょう。

マットレスの厚さは「体圧分散」にも関係しています。

マットレスが薄すぎると底に体の部分がついてしまい体圧分散されません。

また、寝返りもうちにくいでしょう。

体を支え、体圧分散や寝返りをうつことを考えると、10㎝以上の厚さのマットレスがおすすめです。

④マットレスの通気性

カビが生えてしまうところでもお話ししましたが、寝ている間は汗をかくため、通気性の良いものを選びましょう。

暑い夏も通気性が良いと、蒸れないので心地よく寝ることができますね。

湿気があり汗をかくと、寝苦しくなったり、途中で起きてしまうこともあります。

寝苦しいと体に力が入ることでバランスも崩れてしまいます。

カビが生えないように、清潔を保って、通気性の良いマットレスで快適な夜を過ごしたいですね。

以上マットレスを選ぶときのポイントをお伝えしました。

6.まとめ

マットレスの寿命や、買い替えのタイミング、マットレスを選ぶ時のポイントについてお伝えしました。

マットレスの寿命は素材や品質などにもよりますが、一般的には6~10年程度がマットレスの寿命でしょう。

マットレスの買い替えのタイミングとしては、

マットレスの反発力、きしみや凹み、寝起きに感じる体の痛み、カビの発生などに注目してください。

マットレスの向きを変えたり、こまめに干したり、シーツを使うなど自分自身でお手入れをすることによって、長く大切に使うこともできます。

私たちにとって、人生の中においても、睡眠はとても貴重な時間です。

その時間をリラックスして有意義に過ごすためにも、「体圧分散」と「寝返り」を大切に、自分に合ったマットレスが手に入るといいですね。

 

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FitMap Wellnessを運営する株式会社FiiTは、正しいヘルスケアを直接ユーザー様へお届けすることはもちろん、ヘルスケアを提供する事業者の属人性も無くし、「誰でも健康になれる世界」を創るヘルスケアベンチャーです。 毎日有益コンテンツを制作しています。
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