睡眠ノウハウ

ベッドの選び方を徹底解説!自分に合った睡眠環境を整えよう

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ベッド選びに迷っているあなた。

はじめてベッドを購入するので、どういった基準で選べばいいのかわからないあなた。

ベッドはとても大きな買い物です。

しかも一度購入したら、数十年使うことになるかもしれません。

そんな大事なベッド選び、慎重に進めたいですよね。

そこでこの記事では

  • ベッドを選ぶときに何を基準に選んだらいいのかわからない
  • それぞれのベッドの特徴を知りたい

こんなお悩みをお持ちの人に向けて、ベッドの選び方を詳しく解説しています。

最後までしっかり読んで、理想の睡眠環境を手に入れてください。

この記事の監修者
睡眠健康指導士、建築物環境衛生管理技術者
佐々木崇志
東北大学大学院薬学研究科修了。修士(薬科学)、建築物環境衛生管理技術者。 修了後は臨床研修指定病院で医局秘書や学生担当として全国の医療を志す学生や医療従事者と携る。勤務していく中で睡眠に関する訴えが医療従事者にも多い事に気づき、自身も医療従事者や患者の助けにならないかと考えるようになり個人で活動を始める。現在は東北を活動の拠点として睡眠(体内時計・時計遺伝子)の研究の経験、資格の知識を生かしながら睡眠啓蒙活動を行なっている。

ベッドの選び方

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドをはじめて購入する人は、どういったベッドを買えばいいのか迷うはずです。

そこでまずはあなたが優先したい基準で選んでみましょう。

たとえば

  • ひとり暮らしだから動かしやすいベッド
  • おしゃれな部屋にしたいからデザイン性のあるベッド
  • 収納機能が付いているベッド
  • 子どもがいるから大きめのベッド
  • 1人だけど体が大きいからゆったり使いたい

などあなたの生活スタイルのよって、ベッド選びで優先すべきことがあると思います。

そういった優先事項にあわせてこの記事では

  • サイズ
  • ベッドフレームのタイプ
  • ヘッドボードのタイプ
  • 素材
  • 床板

以上の側面からベッドを選ぶときのポイントを解説します。

サイズで選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドを選ぶにあたってまず外せないのがベッドのサイズです。

あなたの体型やベッドに寝る人数、部屋の広さなどに応じて適切なサイズを選びましょう。

目安となるサイズを載せておきます。

長さ(cm) 幅(cm)
セミシングル 195 70~98
シングル 195 98
セミダブル 195 120
ダブル 195 140
クイーン 195 160
キング 195 180

セミシングル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人が寝返りをするには70cm以上の幅が必要と言われています。

セミシングルは幅70cm~のコンパクトな商品。

ひとり暮らしの女性や、子どものベッドとして使えます。

狭い部屋にも合わせやすいですね。

シングル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとりで使用するのにちょうど良いサイズがシングルサイズ。

男性でも問題なく寝ることができます。

最も一般的なサイズなので種類も多く、好みのベッドを探しやすいのもメリット。

ひとり暮らしの6畳のお部屋にぴったりです。

セミダブル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝相がいい人でも、1日に10~30回ていどの寝返りをすると言われています。

それが幅が狭いベッドで寝返りをくり返すと、肩こりや腰痛の原因となる場合もあります。

以上のことから体格のいい人は、一人で寝る場合でもセミダブルサイズがおすすめ。

コンパクトに親子2人で寝たい人も検討してみてはどうでしょう。

ダブル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人用のベッドの中では一番小さいダブルサイズ。

1人でゆったりと使いたい人にもおすすめです。

2人で寝るとお互いの動きが気になってしまうかもしれません。

クイーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人で使用しても1人ひとりのスペースが十分に確保できるクイーンサイズ。

お互いが寝返りをしてもあまり気になりません。

ホテルのスイートルームなどでも使われているサイズです。

キング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人での使用はもちろん、夫婦と子ども1人で使うこともできるキングサイズ。

一般的なベッドの中で一番大きいサイズです。

ゆったりと使える一方で、キングサイズのベッドフレームはあまり品揃えが多くありません。

また大きい商品なので、部屋まで運ぶ搬入経路も確保しておきましょう。

ベッドフレームのタイプで選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドフレームのタイプについて意識したことはありますか。

機能面やデザインなど、あなたのお部屋の雰囲気に合った商品を選びましょう。

ロータイプベッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロータイプベッドの定義は明確ではありませんが、一般的には高さが低いベッドを指します。

他のタイプのベッドとくらべても、お部屋に開放感を感じることができます。

高さがないため、寝相が悪い人や小さな子どもなど、ベッドがら落下してしまう心配がある人にはぴったり。

収納機能は付いていないので、物が多い人は他に収納家具が必要です。

フロアタイプベッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロアベッドは床に直接すのこや床板を敷いて、その周りをフレームで囲んで作られています。

ローベッドの一種でベッド全体に高さがあまりないので、圧迫感がなくお部屋を広く感じられます。

また比較的リーズナブルな点も大きなメリット。

床と近い分、床の冷気やホコリを受けてしまいやすくなるので、気になる人は注意しましょう。

収納付きベッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収納機能が付いているベッド。

サイドに引き出しが付いているタイプや床面を上にあげてその下に収納するタイプなど、種類もさまざま。

衣類や寝具などたくさん収納できるので、狭いスペースしかないお部屋にはぴったりですね。

収納機能が付いている分ベッド全体が大きくなってしまうので、ベッドを動かしたい場合は注意しましょう。

脚付きマットレス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脚付きマットレスとはその名の通り、脚が付いているマットレスのこと。

組み立てが簡単でベッドフレームも不要。

何といってもコンパクトで場所を取らないところが魅力です。

ただ脚が付いているので、立てかけて干すなどお手入れがしにくい面もあります。

ロフトベッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロフトベッドは一般的なベッドよりも高い位置に寝る場所があります。

その下に空間ができるので、家具や衣類の収納に充てることができます。

1人暮らしでお部屋のスペースに限りのある人にはおすすめのタイプ。

セットの梯子で上り下りすることになるので、負担に感じる人はやめておきましょう。

ヘッドボードのタイプで選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドボードとは、ベッドで横になった時に頭側にある板のことです。

このヘッドボードにもいろいろなタイプがあります。

フラットタイプ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3~5cmの板がついているタイプのヘッドボード。

シンプルなデザインなのでお部屋をスッキリ見せることができます。

ヘッドボードにもたれて読書やTVなど、就寝前の時間を有意義に使うことにも役立ちますね。

小物を置くスペースがないので、サイドテーブルを併せて使うとより便利です。

宮付きタイプ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドボードに小物を置くスペースが付いている宮付きタイプ。

機能面に優れていて、すぐ手の届く場所に目覚まし時計やスマホを置いておけます。

コンセントが付いているタイプもあるので、充電や家電を使うときにはとても便利。

デザインも様々で人気のタイプですが

  • ヘッドボードにもたれかけにくい
  • 物を置くスペースの分ベッドの全長が長くなる

といった面もあります。

ヘッドレスタイプ

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドボードが付いていないヘッドレスタイプ。

高さと長さが抑えられているので、圧迫感がなく開放感が抜群。

できるだけコンパクトにベッドを置きたい人にはおすすめのタイプです。

ただヘッドボードがないため枕が動いてしまいやすく、寝ているあいだにずり落ちることもあります。

就寝中によく動く人は、気を付けましょう。

クッションタイプ

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドボードの部分がクッションになっているタイプ。

もたれかかっても心地よく、体への負担が少ないというメリットがあります。

おしゃれなデザインの商品が多く、海外でも人気のクッションタイプ。

一方でもたれられるように傾斜のついたものが多いので、意外と場所を取るタイプでもあります。

素材で選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドフレームと言えば、木製のものが主流です。

ほかにも様々な素材があるので、お部屋に合わせて選んでみましょう。

ウッドフレーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウッドフレームはナチュラルで温かみがあり、どんなお部屋ともあわせやすい人気のフレーム。

木製ならではの香りを楽しみながらリラックス効果も期待できます。

重量があるので持ち運びは大変ですが、自然で落ち着いた雰囲気を出したい人にはぴったり。

使われている木材によっても様々な特徴があります。

スギ

スギの特徴は軽くてやわらかく、リーズナブルな点です。

空気を多く含むので断熱性に優れており、水分を多く含むので湿気を調整する機能も優秀。

手に入れやすい素材なので、価格をおさえたい人にはおすすめです。

ヒノキ

やわらかくて加工しやすいのに強度が高いヒノキ。

湿度や虫にも強く、耐朽性にも富んでいるベッドにぴったりの素材です。

「ヒノキチオール」というヒノキ独特の香りにはリラックス作用もあり。

光沢のある白い木肌と合わせて、癒しの効果も抜群です。

湿気に強く耐久性が高い桐素材。

ベッドフレームというよりも、床板で使われることが多い素材です。

軽いので持ち運びがしやすいのが特徴。

値段はやや高めなので、しっかり検討して購入しましょう。

パイン(松)

パインを使ったベッドフレームには木目が出ています。

この木目(木の節)は商品ごとに異なっているので、節の見え方によって雰囲気が変わります。

また経年劣化によりだんだんブラウンが濃くなってくるのも特徴。

耐年数も長いので、長く使いたい人にはおすすめです。

クルミ

クルミは上品な木目と深い褐色が人気の高級素材。

耐久性がとても高いので、長く使うことができます。

その見た目と高級感から、お部屋に置くと印象が大きく変わるでしょう。

同時にとても重たいので、動かすときには注意しましょう。

ファブリックフレーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファブリックフレームとは、ベッドフレームを布地で覆って貼った商品のこと。

布地なので肌触りが良く、やわらかい雰囲気のお部屋にぴったりです。

クッション性も高いので、ヘッドボードにもたれて読書をしたい人や小さいお子さまにもおすすめ。

一方で汚れてしまったら掃除が大変なので注意しましょう。

レザーフレーム

 

 

 

 

 

 

 

 

革を素材として作られているのがレザーフレーム。

見た目がおしゃれで高級感があるフレームです。

水拭きができるので、掃除がしやすく清潔に保つことができます。

値段が高めの商品が多いので、購入するときには十分に検討しましょう。

パイプフレーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パイプ状のスチール素材で作られているパイプフレーム。

軽くて簡単な作りで、比較的安価で掃除もしやすいため、ひとり暮らしにはおすすめです。

一方できしみやすく揺れやすいというデメリットもあります。

耐荷重も低いので、重たいものを乗せることは避けましょう。

床板で選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドの床板とは、マットレスを乗せる板のことを指します。

この床板によってマットレスの寿命が変わると言われているほど、重要な役割をしています。

すのこ床板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

板と板のあいだに隙間があるタイプの床板。

通気性に優れていてダニやカビの発生を防いでくれるので、衛生面でも安心できます。

また夏場や湿度の高い雨期はとくに、快適に過ごすことができます。

ただしマットレスを置く部分に直接布団を敷くとひび割れてしまうことがあるので、注意しましょう。

張り板床板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1枚または数枚の板をあわせて作られているのが張り板タイプの床板。

保温効果が高いので冬場でもあたたかく、強度もあるので安心できます。

すのこタイプと比べて安めである点も大きなメリット。

通気性はあまりよくないので、こまめなお手入れが必要です。

ベッドの選び方まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドの選び方についてポイントを解説しました。

あなたの生活環境に合うベッドはイメージできましたか。

まとめると

  • さまざまな側面からベッドを比較してみる
  • 自分の優先事項にあわせたベッドを選ぶ

こういった内容でした。

ベッドは値段も高く、とても大きいものなので購入にはしっかりとした検討が必要。

またいちど購入したらその先何年も使い続けることになります。

以上のことから自分に合ったベッドを選ぶということは、あなたの生活を左右するとても重要なことだとわかるはずです。

人生の1/3を過ごすベッドを理想のものにして、最高の睡眠環境とイキイキとした人生を手に入れましょう。

 

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