睡眠ノウハウ

マットレスは直置きで使える?メリットやデメリットを解説

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「マットレスは直置きして使ってもいいの?」
「マットレスを直置きするメリットとデメリットを知りたい」
「マットレスを直置きしても快適に寝るための対策が知りたい」

上記のお悩みはありませんか?

マットレスを購入し、直置きして使う予定なら、一緒に購入しておくと効果的なアイテムや、より長持ちさせるための対策を知っておきたいものですよね。そんなお悩みを解決するために、役に立つ情報をまとめました。

これからマットレスを直置きして使いたいと思っている方は、直置きのメリット、デメリットを知ったうえで、適切な対策をとって、快適な睡眠を手に入れましょう。

 

1. マットレスを直置きで使うメリット

シンプルなベッドの画像

マットレスの直置きには、「部屋が広く見える」、「安全」、「低コスト」、そして「引っ越しが簡単」といったメリットがあります。

この記事の監修者
睡眠健康指導士、建築物環境衛生管理技術者
佐々木崇志
東北大学大学院薬学研究科修了。修士(薬科学)、建築物環境衛生管理技術者。 修了後は臨床研修指定病院で医局秘書や学生担当として全国の医療を志す学生や医療従事者と携る。勤務していく中で睡眠に関する訴えが医療従事者にも多い事に気づき、自身も医療従事者や患者の助けにならないかと考えるようになり個人で活動を始める。現在は東北を活動の拠点として睡眠(体内時計・時計遺伝子)の研究の経験、資格の知識を生かしながら睡眠啓蒙活動を行なっている。

1-1. 部屋が広く見え好印象

家具の高さを低くすることは、部屋を広く見せるうえで基本となる考え方です。

家具のなかでも、ベッドは特に大きいですよね。
そのベッドに高さがあると、どうしてもお部屋がせまく感じてしまいます。

マットレスを直置きすることで、部屋全体に抜け感が生まれ、広く見せることができるでしょう。

 

1-2. 落ちてケガをすることなく安全

小さいお子さんがいらっしゃる場合、「高いベッドから落ちてケガをするかもしれない…」と、心配になるでしょう。

マットレスにはさまざまな厚みのものがあり、薄いものは5cm程度のものもあります。
これなら、お子さんが寝返りをして落ちても、ケガをする心配がありません。

 

1-3. ベッドフレーム不要で低コスト

ベッドフレームは、安価なものでも約10,000円〜となっており、マットレスとあわせるとある程度の予算が必要になります。

初めての一人暮らしなどで、あまり予算をかけたくない場合は、直置きにすることで、ベッドフレームを購入するコストをカットすることができます。

 

1-4. 引っ越しが簡単

ベッドフレームを使っている方が引っ越しをする場合、ベッドフレームの解体、もしくは処分が必要になります。
しかし、直置きしている場合は、マットレスを運ぶだけでよいので、手間と費用が削減できるでしょう。

「新しいベッドを購入したいけれど、直近で引っ越す予定がある」という方は、まずはマットレスだけを利用するのも手です。

 

2. マットレスを直置きで使うデメリット

デメリット

マットレスの直置きには、デメリットもあります。
「カビ」「ハウスダスト」「劣化」「床冷え」などのデメリットは、睡眠の質に影響してくる可能性があるため、しっかりと理解しておくべきでしょう。

2-1. 湿気や結露によるカビの発生

マットレスにカビが発生する原因のうち、主な2つは、「湿気」と「結露」です。

まず、「睡眠中は、一晩でコップ1杯ほどの量の汗をかく」と言われていることをご存知でしょうか?
夏の暑い日であれば、コップ2杯以上に相当する量になることもあるそうです。
マットレスを直置きしていると、床との間に隙間がないため、寝汗による湿気を底面から逃がすことができません。

また、特に冬の寒い日は、暖房や体温と、床との間に温度差がありますよね。
マットレスの中にたまった湿気が、冷たい床によって冷やされることで、結露ができてしまう可能性があります。

この「湿気」や「結露」は、カビが好む環境です。

 

2-2. マットレスの耐久性の劣化

前述のとおり、マットレスを直置きしていると湿気がたまりやすくなります。
内部の湿気によって素材が劣化することは、マットレスのへたりが早くなる原因の1つです。

 

2-3. ハウスダストの吸いこみ

床は、毎日掃除していても、目に見えないハウスダストがたまっています。

マットレスを直置きすると、床との距離が近いところで寝ることになるため、どうしてもハウスダストを吸いこみやすいです。ハウスダストに対するアレルギー反応がある方にとっては、デメリットと感じやすいでしょう。

 

2-4. 寒い時期の床冷え

冬などの寒い時期には、部屋の床も冷たくなっていますよね。この冷たさが、マットレスを通して体に伝わり、体が冷えてしまうことを、「床冷え」といいます。

マットレスと床が直接ふれていることによって発生するデメリットです。

 

3. 直置きでも快適に寝るためのアイテム

目覚めの写真

さて、直置きにはメリット、デメリットの両面があることを理解していただけたと思います。
ただし、デメリットについては、これから紹介するアイテムを使っていただくことで、十分に対策することが可能です。ぜひ、マットレスと一緒に購入してみてください。

3-1. 湿気対策

3-1-1. 布団乾燥機

布団乾燥機とは、温風をおくって布団をあたため、湿気をとばすためのアイテムです。
最近は、ホースを設置するだけでつかえる、お手軽なタイプが多くなっています。

忙しい方や高齢の方でも、マットレスを動かさずにお手入れできるところが、嬉しいポイントですね。

 

3-1-2. 部屋の除湿機

マットレスを湿気からまもるには、部屋そのものの湿度にも気をつける必要があります。

最もお手軽に部屋の湿度を低くする方法は、除湿機を設置することです。除湿機がない場合は、定期的に換気をするなどの工夫をしましょう。

 

3-1-3. シーツ

マットレスを直置きで使うときは、マットレス単体で使うのではなく、必ずシーツを併用するようにしてください。

先ほども述べましたが、「睡眠中は一晩でコップ1杯ほどの汗をかく」と言われています。

直置きは湿気がたまりやすいため、寝汗が直接マットレスに染み込んでしまうことは避けるべきでしょう。
寝汗はシーツで吸収することが大事です。

 

3-1-4. ベッドパッド

ベッドパッドとは、マットレスの上にかぶせて使うアイテムです。

一般的には、寝心地をよくするために使われることが多いですが、マットレスへの寝汗の染み込みを防ぐ効果もあります。清潔に保つために、洗濯可能なベッドパッドを選ぶとよいでしょう。

 

3-1-5. 除湿シート

除湿シートは、裏に敷いておくことで、マットレスの湿気を吸いとってくれるアイテムです。
抗菌効果もあるため、マットレスを清潔に保つことができます。

湿気をたっぷりと吸ってくれるため、敷きっぱなしにせず、定期的に乾かすようにしましょう。

 

3-2. 結露対策

3-2-1. すのこマット

暖房や体温と、床との間の温度差による結露を防ぐためには、すのこマットを床に敷き、その上にマットレスを設置する方法が効果的です。

すのこには隙間があるため、この隙間から湿気を逃がすことができます。
湿気がたまっていなければ、結露の心配もありません。

 

3-2-2. アルミシート

アルミシートには、断熱効果があります。

アルミシートを床に敷き、その上にマットレスを設置することで、体温が床に伝わらなくなり、結露を防ぐことが可能です。

 

3-2-3. コルクマット

コルクマットは、ジグソーパズルのようなジョイント式のマットです。

コルクには断熱効果があるため、体温が床に伝わるのを防いでくれます。
また、抗菌性もあるため、ダニが発生しにくいところも嬉しいポイントですね。

 

4. 長持ちさせるためのメンテナンス方法

起床した女性

マットレスを直置きしていても長持ちさせるためには、日頃のメンテナンスが大切です。壁への立てかけや掃除機など、特別なアイテムがなくても実施できるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

4-1. 定期的な立てかけ(湿気対策)

アイテムがなくてもできる湿気対策として有効なのが、マットレスを壁に立てかけることです。

マットレスだけではなく、マットレスが置いてある床も湿気をとりこんでいます。壁に立てかけることで、マットレスと同時に床も乾燥させることができますね。

 

4-2. 壁と隙間をつくる置き方(湿気対策)

マットレスを壁に密着させて設置すると、風通しが悪くなり、湿気がたまってしまいます。

マットレスと壁との距離は、10cm以上開けておくとよいでしょう。
空間が生まれ、空気の流れが良くなると、湿気も逃げていきやすくなります。

 

4-3. 掃除機(ハウスダスト対策)

マットレスにホコリがたまってしまうと、カビやダニが育ちやすくなってしまいます。

月に一度は、マットレスに掃除機をかけるとよいでしょう。
特に、縫い目にはホコリがたまりやすいため、念入りに吸い取ることが必要です。

 

4-4. 表裏、上下の入れ替え(劣化対策)

マットレスに負荷をかけつづけると、劣化のスピードが早まってしまいます。

負荷によるダメージを分散させるために、数ヶ月に一度、マットレスを裏返したり、頭側と足側を入れ替えたりするとよいでしょう。

 

5. 直置きにおすすめなマットレスの種類

おすすめ!

ここまで、マットレスを直置きで使う方法を解説してきました。ここまで読んで、

「直置きして使うマットレスを購入したい」
「直置きに向いているマットレスの種類を知りたい」

と考えている方もいるでしょうか。

先に結論を記載すると、直置きする方におすすめなマットレスは、コイル(ボンネルコイル)が入っているものです。その理由を解説します。

5-1. マットレスの構造

まず、マットレスは主に、カバー、詰め物(ウレタンなど)、そしてスプリング(コイルなど)でできています。
コイルは、入っているものと入っていないものとがあります。

 

5-2. コイルのメリット

コイルが入ることで、マットレスにかかる体重を分散させてくれます。
体が痛くなりにくいことに加えて、マットレスへのダメージも軽減できることがメリットです。

 

5-3. コイルの種類

コイルの種類は、基本的に、ボンネルコイルとポケットコイルの2種類に分類できます。

まず、ボンネルコイルとは、複数のコイルを縦横に連結したもので、コイル全体が面となって体を支えてくれます。
メリットは通気性がよいこと、デメリットはパートナーの振動が伝わりやすいことです。

次に、ポケットコイルとは、コイルが包まれた小さな不織布が一つずつ独立しているもので、点で体を支えてくれます。
メリットは体圧分散性が高く身体に負担がかかりにくいこと、デメリットは高価であることです。

 

5-4. ボンネルコイルがおすすめな理由

マットレスを直置きする場合、とにかく湿気に気をつけなければなりません。

そのため、少しでも通気性のよいボンネルコイルのマットレスを選ぶとよいでしょう。
ボンネルコイルの中心部分は空洞になっていることから、構造的にも湿気がこもりにくくなっており、直置きする方にはおすすめです。

 

6. 直置きしたい理由と根本的な解決方法

ひらめき

最後に、マットレスを直置きしたいと考えている方は、その理由によっては、別の解決方法が考えられる場合もあります。

6-1. ベッドを低くしたい場合:フロアベッド

部屋を広く見せたいなど、ベッドを低くすることだけが目的である場合、フロアベッドを使用してはいかがでしょうか。

フロアベッドとは、床に敷いたすのこの周りをフレームで囲んだベッドです。
高さは直置きした場合とあまり変わらずに、直置きよりも通気性が良くなります。

 

6-2. 初期費用を抑えたい場合:サブスク

費用を抑えることだけが目的である場合、家具レンタル(サブスク)サービスを利用してはいかがでしょうか。

サブスクなら、月額約2,000円〜の出費でベッドフレームを借りることができます。
また、商品の交換も可能なため、「自分に合ったベッドフレームがまだわからない」という方にもおすすめです。

 

7. まとめ

シンプルなベッドと女性

マットレスの直置きには、安全で低コストといったメリットがある反面、湿気によってカビが発生しやすいといったデメリットもあります。

しかし、湿気を逃がすためのアイテムを使ったり、日々のお手入れを適切に行うことで、直置きでも快適に寝ることが可能です。

マットレスを直置きしたい方は、ぜひ紹介したアイテムを使って、快適な睡眠環境を手に入れましょう。

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