睡眠ノウハウ

あくびが止まらないのはどうして?原因や予防する方法を紹介

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眠く感じたときや、疲れがたまっているときに思わず出るあくびは、生活の中でもよく起こる現象です。
しかし、眠たくないときに出るあくび、いわゆる「生あくび」が出たり、
あくびが出る頻度がいつもよりも多かったりすると、「どこかからだで悪いところがあるのかもしれない・・・」と不安になりますよね。

ほとんどの場合は気にしなくてもよいですが、
場合によっては病気が原因であくびが出ている可能性もあるので、特に気をつける必要があります。

この記事では、あくびが出る理由や原因、あくびが止まらないときの予防法について紹介します。

1.どうしてあくびが出るのか

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あくびは、眠たいときやからだが疲れたとき、
あるいは退屈しているときに出る、いわゆる生理現象です。
ときには、緊張していてあくびが出る場合もあります。

あくびが出るメカニズムはまだまだ分からないことが多く、すべてが解明されているわけではないのですが、
通説としては、脳への酸素供給や脳を覚醒させる役割をもつといわれています。

ひとは一日の生活の中で平均10回程度あくびをし、特に朝晩、起きた直後と寝る前に出ることが多いので、
あくびは睡眠と深くかかわりがある、といえるでしょう。

2.どうしてあくびが出続けるのか

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眠く感じたときや疲れたときに出るあくびですが、原因は以下の3つと考えられています。

・脳に酸素が行き渡っていない
・脳の温度を下げるため
・病気が隠れているサイン

それぞれについて、以下でお話しします。

2-1.脳に酸素が行き渡っていない

眠くないのにあくびが出る場合、脳に十分な酸素が行き渡らず酸欠状態になっている可能性があります。

実は、環境や体調でからだが酸欠状態になることは誰にでもよくあることなのです。

環境的には、満員電車やせまい密室にいるような場合、血液中の酸素濃度が低くなって、酸欠状態になることがあります。

換気しにくい密閉されたような空間にいて、
「なんとなく落ち着かない」、「居心地が悪い」、「ソワソワする」といった感覚があれば、
からだが酸素不足になっている可能性があります。

また、貧血や起立性低血圧のときにも脳が酸欠状態にあります。
酸素は、血液に運ばれてからだ中に行きわたりますが、貧血状態では酸素がしっかりとからだ中に運ばれて行きません。
そのため、からだが不足している酸素を取り込もうとして、無意識にあくびが出るのです。

2-2.脳の温度を下げるため

脳の温度を下げるためにあくびをする、という説があります。
脳の温度が高くなったときに、脳が障害を起こすのを防ぐためにあくびによって冷たい空気を吸い込むことで脳を冷やす、というものです。

2-3.病気が隠れているサイン

あくびが出る理由は諸説あり、ほとんどは生理現象と呼べるもので問題がないのですが、
ときには病気が隠れているサインとしてあくびが出る場合があります。
一日中あくびが出る場合には、
睡眠障害を起こしていて慢性的な睡眠不足からきている可能性があります。

睡眠時間を十分に取っていたとしても、良質な睡眠を取れていないと
からだも脳も休まらず、そのような日々が続くと知らぬ間に睡眠不足に陥ってしまいます。

しっかりと睡眠を取ることであくびが止まるようなら、
睡眠不足が原因といえますので、病気をうたがう必要はないでしょう。
ただし、それでもあくびが止まらなかったりするようなら、病気が隠れている可能性があります。

病気が隠れているサインとしてあくびが出ているなら、あくびの他にもからだに変化があるはずです。
例えば、「いびきが大きくなった」「寝ているとき無呼吸になっている」といった状況は、
家族に指摘されて気づくことができます。
このような状況がつづくようなら、一度病院を受診してみるとよいでしょう。

3.あくびが症状となる病気

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病気の症状としてあくびが現れている場合、以下の病気を疑います。

・睡眠に障害がある
・脳に疾患がある(脳梗塞や脳腫瘍)
・貧血、低血圧

いずれの場合も、症状が長くつづいたり、これまでに経験したことのない違和感を感じた場合には、
病院を受診することが望ましいです。

3-1.睡眠に障害がある

ひとことで「睡眠障害」といっても、眠たいのに眠れない「不眠症」、
寝ているときに呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」など様々なものがあります。

放っておくと日々の生活に支障をきたし、さらには他の不調や病気につながってしまいますので早めに病院で治療しましょう。

3-2.脳に疾患がある(脳梗塞や脳腫瘍)

脳に疾患がある病気といえば、脳梗塞や脳腫瘍といった病気があります。

脳に酸素や栄養を送る脳血管がつまってしまうと、脳が障害を起こし、
手足の動きがにぶくなったり、感覚がマヒしたり、話そうとしても言葉がうまく出てこない、
注意散漫となる、まっすぐに歩けない、などといった症状が現れます。

急にあくびの回数が増えて上記の症状もある場合には、脳梗塞になりかけているか、すでに病気が進行している可能性がありますので、
すぐに病院を受診し医師の診断で適切な判断をしてもらいましょう。
病院でCT検査やMRI検査を受けると、脳梗塞リスクを調べることができます。
ひとによっては「隠れ脳梗塞」という、症状が現れていないうちに脳梗塞が進行している場合もあり、
そのようなケースも検査で発見することができますので、とても有効な検査です。

また、脳血管ではなく脳腫瘍が原因で起こっている場合があります。
脳腫瘍は頭蓋骨の中に腫瘍ができる病気で、腫瘍により脳が圧迫されて障害を起こすもので、
場合によっては脳腫瘍が原因で血管がつまり、脳梗塞を併発するケースもあり、たいへん恐ろしい病気です。

いずれにしても、脳に疾患がある場合には早期発見、早期治療がたいせつです。

3-3.貧血、低血圧

脳は、血液の循環がしっかりとはたらくことで酸素や栄養を受け取ることができ、正常な状態を保っています。
そのため、貧血や低血圧などを放っておくと脳に異常を起こしてしまいます。

あくびに加え、立ちくらみや疲れやすいなど、いつもと明らかに違うという自覚症状があるなら、
すぐに病院を受診しましょう。

4.あくびが止まらないことがあったら取り組みべき予防法

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あくびが出るのが、睡眠不足や生活習慣が乱れたことが原因である場合、それらを見直し改善を図ることが重要です。
予防法としては、以下の4つがあります。

・良質な睡眠を十分にとる
・生活に適度な運動を取り入れる
・鉄分を取る
・深呼吸をする

これらについて詳しく紹介しますので、生活習慣の見直しに役立ててください。
ただし、上に記載したように、あくびは大きな病気が隠れている可能性がありますので、
長く続いたり、一日の回数が極端に多い場合などは、すみやかに病院を受診するようにしてください。

4-1.良質な睡眠を十分にとる

睡眠時間が足りておらず、朝起きたときに「よく眠れた」という感覚がないとき、
日中も眠気がおさまらない場合があります。
このようなときには、意識して睡眠時間を確保し眠るようにしましょう。

ときには、しっかりと睡眠時間を確保して眠れたのにもかかわらず、
眠気を感じることがありますが、
このようなときは、睡眠の質が悪いことが考えられます。

睡眠は、長い時間を確保するだけではなく、その質もたいせつな要素です。
「よく眠れた」という感覚をもち目覚めるためには、
早めの時間帯から就寝したり、マットレスや枕などの寝具を見直したりするなど、
睡眠の質を効果的に向上させることで実現できることもあります。

4-2.適度に運動することを心がける

デスクワークや立ち仕事、勉強などで一日のうち、長時間同じ体勢を取ることが多い方は、
それぞれの合間にストレッチや軽い運動を取り入れてみましょう。

同じ体勢を長く維持していると、血流が滞ってしまい酸素がからだに生き渡らない状態になってしまいます。

少しのストレッチ、柔軟体操、屈伸をする程度でもかまいませんので、ぜひ取り入れてください。

日常生活に適度な運動が加わると、からだが適切に疲れを感じ、夜眠るときの寝入りが良くなります。
血流改善と同時に、良質な睡眠にもつなげることができとても効果的です。

4-3.鉄分を取る

貧血防止のため、意識的に鉄分を十分に摂取しましょう。

鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり、
ヘム鉄はからだへの吸収率が高く、非ヘム鉄はからだへの吸収率が低い特徴があります。

ヘム鉄が豊富な食材としては、煮干しやレバー、しじみ、あさり、ホタテ、牡蠣などがあり、
海産物に多く含まれています。
非ヘム鉄が豊富な食材としては、小松菜やえだ豆、水菜、ホウレンソウ、ブロッコリーなどがあります。

からだに十分な鉄分を摂取するためには、
ヘム鉄だけ、あるいは非ヘム鉄だけ、という摂取の仕方ではなく、ヘム鉄と非ヘム鉄をバランスよく取り入れることがたいせつです。

また、タンパク質やビタミンCと一緒に鉄分を取ることで、
鉄分を効率的にからだに吸収することができますので、これらが多く含まれる食材と一緒に摂取することを心がけましょう。

4-4.深呼吸をする

仕事やプライベートなど、生活の中で大きなストレスを感じる状況がつづくと、こころもからだも緊張状態がつづいてしまい、無意識に呼吸が浅くなってしまいます。

脳が酸欠状態になるのを防ぐためにも、そのようなときこそ意識して深呼吸をし、からだに多くの酸素を取り入れるようにしましょう。

深く息を吸い込むことで自律神経も整うので、ストレスが軽減、リラックス効果も得ることができます。

深呼吸は、鼻から深く息を吸い込み、口から吐きだします。
一日の生活の中で10~15回くらいの深呼吸をじぶんに習慣づけて、からだの緊張をほぐす意識づけをしていきましょう。

まとめ

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あくびは、人間がもつ生理現象です。
それ自体にはなんの問題もありませんが、ときに病気のサインとして現れる場合もあります。

あくびの回数が多くて不安な方は、まずは睡眠や食事などの生活習慣を見直すことからはじめましょう。

それでも改善しない、あるいは、頭痛や手のしびれなどからだに他の症状があるような場合には、
症状を軽視してじぶんで「たいしたことはない」と判断してしまわずに、病院で医師の診断を仰ぎましょう。

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